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Martin 0-18 (1923)

1
¥660,000 (税抜¥600,000)
CONDITION: VG+++
TOP: Adirondack Spruce
SIDE BACK: Honduras Mahogany
FINGER BOARD: Ebony
BRIDGE: Ebony
NUT WIDTH: 47.4mm
BRACING: Scalloped X Bracing
PICKGUARD:
SCALE: 630mm
BINDING: Rosewood
TUNER: Original
CASE: Hard Case

貫禄あるルックスの1923年製0-18が入荷しました!

修理箇所は多いですが、素晴らしいサウンドの1本です!

TOPはアディロンダックスプルース。

1920年代と考えてもかなり色焼けしたルックス。

マーチンのギターなのに、ギブソンっぽいスモーキーな見た目は最高です。

S/Bはホンジュラスマホガニー。

柾目の綺麗な材が使われています。

丸穴のスロテッドヘッドにはブラジリアンローズウッドのヘッドプレート。

まだ表にロゴはなく、ヘッド裏にバックスタンプが入る仕様です。

チューナーはオリジナルで、動作は良好です。

指板、ブリッジはエボニー。

どちらも使われているエボニーの密度ある質感は素晴らしいです。

ポジションマークは5,7,9Fで、順に小さくなるドットマーク。

ブリッジはピラミッドブリッジで、ロングサドルの仕様です。

スタイル18のウッドで出来たロゼッタ。

この頃はまだピックガードがない仕様です。

ボディトップにはウッドのパーフリングが入り、ローズウッドのバインディングが巻かれています。

チューナー、ブリッジはオリジナル。

ナット、フレット、サドル、ブリッジピンは交換されています。

また、ボディバックのバインディングがローズウッドからトートイスに変わっています。

ヘッド裏6弦下のスロテッド部分に修復があり、ボディ全体に無数の割れ、ブリッジにも割れの修理があります。

また、全体的にオーバースプレーされていますが、TOPの弾き傷部分は塗装がなくなり、木部が出ています。

オーバースプレーはかなり前にやったのではないかと思います。

この時代らしい材が薄い作りで、ボディが軽く、ふんわりと暖かなナイロン弦サウンド。

親指でポロンとコードを鳴らすだけでも極上のナイロン弦マーチンサウンドが楽しめます。

自宅のリビングで寛ぎながら弾いたり、マイクで音撮ったりして使うには素晴らしいギターだと思います。

割れの修理はとても多いのですが、幸いオーバースプレーも薄く、裏に当てているパッチは最低限なので、楽器本来のサウンドがしっかり出ています。

ネックの反りはありますが、弦高は3-2.2mmで弾きやすいセッティングです。

色々と修理歴が多い為、保証は無しでの販売となりますが、ルックスとサウンドは魅力たっぷりのギターです。

綺麗なヴィンテージギターも良いですが、このようにオリジナルの音を損なわず修理を重ねてきた楽器も良いと思います。

是非この機会にご検討ください!