Ogino Guitars OMC (2023)

富山県に工房を構える荻野裕嗣氏が製作したOMCが入荷しました！

杉田賢司氏やErvin Somogyiの元でギター製作を学び、自身のブランドのギターを2014年から製作しています。

TOPはベアクロージャーマンスプルース。

強烈なベアクローの杢が入っている材で、色白のとても綺麗な材です。

S/Bはブラジリアンローズウッド。

サップの入った色の濃いブラジリアンで、とても良い材が使われています。

頂点の丸い細長いヘッドには同じくサップの入ったブラジリアンローズウッド。

ヘッドにはロゴの入っていないシンプルな仕様です。

チューナーはオリジナルでGotoh 510Zが付いており、細かなチューニングが可能になっています。

指板はエボニー。

ポジションマークはありませんが、12Fにフレイムサペリを使ったインレイが装飾されています。

ブリッジはブラジリアンローズウッド。

オリジナルのブリッジシェイプで、太いサドルに木製のブリッジピンが使われています。

サウンドホール周りの太いロゼッタにはスポルテッドメイプルが使われています。

ピックガードはなく、ボディのバインディングはマッカーサーエボニーの仕様です。

前オーナーは購入してからほとんど使用していなく、新品同様品のコンディションです。

太く、モチっと弾力のある出音で、ジャーマン&ブラジリアンらしい繊細な倍音感のある美しいトーンです。

OMボディですが、それを感じさせないボリュームとスケールの大きいサウンドで、とてもタッチに忠実なギターだと思います。

ピックで弾いた時のダイナミクスもありますし、フィンガーで弾いた時は繊細さもある万能なギターだと思います。

製作本数が多くない為、貴重なギターだと思います。

是非この機会にご検討ください！