Martin D-41 (1979)

1979年製のD-41が入荷しました！

キリッと倍音豊かな素晴らしいサウンドの1本です！

TOPはスプルース。

横方向に細かな杢が出ている美しいスプルース。

経年変化での色の焼け方がとても渋く、塗装の引き具合もヴィンテージギターらしいルックスです。

S/Bはインディアンローズウッド。

バックのセンター付近に黒いラインが走る素晴らしい質感の材が使われています。

深い低音と甘いサウンドは多くの方に人気があります。

バインディングの入った艶消しのヘッドにはC.F.MARTINのバーティカルロゴ。

塗装が経年変化でアメ色になっている為、ヘッドの表情が新品のギターとは比べ物にならない程カッコいいです。

チューナーはオリジナルのグローバーのゴールドで、動作は良好です。

指板、ブリッジはエボニー。

ポジションマークは3,5,7,9,12,15Fにヘキサゴンインレイが入る仕様。

ヘキサゴンインレイのアバロンはソリッドで、白、ピンク、青、緑、紫色のの深い輝きです。

ブリッジは綺麗にオリジナルが残っており、サドルはショートサドルの仕様です。

アバロンの入ったロゼッタに鼈甲柄のピックガード。

この鼈甲柄のピックガードは交換されています。

ボディ外周にはアバロンのトリムが入り、バインディングはホワイトの仕様ですが、経年変化で濃いアメ色になっています。

チューナー、ナット、ブリッジ、ブリッジピン、エンドピンはオリジナル。

フレットとサドルは交換されており、サドルは象牙です。

ピックガード左横にマーチンクラック、ボディバックに1箇所クラックの修理があります。

塗装は全てオリジナル。

近くで見ると全体的にうっすらと塗装のウェザーチェックが入っています。

この個体は素晴らしいサウンドの1本で、音にとても立体感があり、粒立ちの良い美しいサウンド！

ここまでストレスなくキリッとストレートに音が出てくれると弾いていて本当に気持ちが良いです。

D-45に近いサウンドを出せるD-41で、ピックで弾いてもフィンガーで弾いても、倍音感のあるマーチンの40番台のサウンドが楽しめます。

前オーナーは誰よりも傷などに敏感で、綺麗なギターばかりを購入されるお客様なのですが、この個体だけはピックガードが変わっていても、バックに割れの修理があっても、音が凄く良かったという理由で購入したという個体です。

実際に弾いてみるとそのサウンドの良さには驚きで、ジャーマントップのD-41を探す必要がない程、良いサウンドの個体なのではないかと思います。

サウンドで選びたい方には是非オススメしたい1本です！！！