CONDITION: | MINT |
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TOP: | Spruce |
SIDE BACK: | Brazilian Rosewood |
FINGER BOARD: | Ebony |
BRIDGE: | Ebony |
NUT WIDTH: | 43.3mm |
BRACING: | Non Scalloped X Bracing |
PICKGUARD: | Original |
SCALE: | 645mm |
BINDING: | White |
TUNER: | Original |
CASE: | Original Hard Case |
ミントコンディションの1967年製D-35!
オリジナルオーナーが当時購入した書類や付属品も残っている貴重な個体です!
これぞコレクターズアイテムに相応しい1本です。
TOPはスプルース。
経年変化で焼けた渋いルックス!
塗装のウェザーチェックはありますが、光に当てた時にその綺麗さに驚くほどです。
S/Bはブラジリアンローズウッド。
真っ直ぐ柾目の素晴らしい材で、色も濃く、赤みのある美しいブラジリアンです。
角の丸いヘッドには同じく柾目のブラジリアンローズウッドの突き板。
ロゴも綺麗に残っており、傷もほとんどありません。
このヘッドシェイプとロゴの色は本当にヴィンテージらしい良い雰囲気です!
指板、ブリッジはエボニー。
このD-35はバインディングの入った指板で、ポジションマークはパールのドット。
ブリッジは一度貼り直しされていますが、オリジナルが付いています。
スタイル28と同じロゼッタにオリジナルのブラックピックガード。
上部に僅かに反りがありますが、とても綺麗に残っています。
ボディのバインディングはホワイトの仕様です。
1965年に発表、製作が開始されたD-35。
当時、マーチンはブレーシング3種類使った試作品を作ります。
Aはドレッドノートサイズのトップブレーシングに000サイズのバックブレーシングの組み合わせ。
Bは00サイズのトップブレーシングとドレッドノートサイズのバックブレーシングの組み合わせ。
Cは00サイズのトップブレーシングと000サイズのバックブレーシングの組み合わせ。
結果、00サイズのトップブレーシングと000サイズのバックブレーシングの組み合わせが正式に採用されます。
このブレーシングの組み合わせこそがあのD-35の広がりのある少し柔らかなサウンドを作っています。
1967年にTバーロッドからスクエアロッドに変わりますが、この個体はシリアルで判断するとスクエアロッドが採用される以前のTバーロッドの仕様になります。
チューナー、ナット、フレット、ピックガード、ブリッジ、ブリッジピンはオリジナル。
サドルとエンドピンが交換されていますが、オリジナルのエンドピンは付属しています。
本当に僅かな傷はありますが、1967年製とは思えないタイムマシンコンディションです。
ピックガードに僅かな反りはありますが、マーチンクラックはありません。
また、ボディバックに小さな表面上のクラックがありますが、修理の必要はありません。
オリジナルオーナーは1968年の5月23日に購入しており、当時の価格は$507ドルと記載されています。(ハードケースを含めた価格です)
D-35らしい広がりのある美しいサウンド!
D-28とは違う魅力のあるトーンで、もっと柔らかく上品な優しいサウンドです。
ブラジリアンらしいクリアな音はもちろん、ドレッドノートなのにバランスの良いサウンドも特長です。
なかなかここまでのコンディションと付属品のある個体は入手困難だと思います。
D-35お好きな方は是非この機会にご検討ください!