Martin D-18 Authentic 1937 (2006)

1937年のスペックを再現したD-18 Authentic 1937 2006年製が入荷しました！

Authenticシリーズが発表された時の初期の個体で、経年変化で音抜けの良いサウンドに仕上がっています。

TOPはアディロンダックスプルース。

18スタイルらしいワイドグレインの材で、素晴らしい質感の材です。

S/Bはマホガニー。

柾目の綺麗なマホガニーで、明るく抜けの良いサウンドキャラクターは多くの人から愛されています。

30年代のシェイプを再現したヘッドにはブラジリアンローズウッドのヘッドプレート。

デカールロゴも当時に近い雰囲気で、このヘッドを見ているだけでもとても雰囲気の良い仕上がりになっています。

チューナーはゴトー製のMartin刻印入りで、動作は良好です。

指板、ブリッジはエボニー。

ポジションマークは徐々に小さくなっていくアバロンドット。

ブリッジも30年代のシェイプが再現されており、ロングサドルの仕様です。

スタイル18のロゼッタに塗り込みの鼈甲柄のピックガード。

このピックガードの面取り具合や厚さ、色と柄がとても良く、レギュラーモデルとは違うカッコいいルックスに発表当時は多くの方が魅了されたのではないでしょうか。

ボディのバインディングはトートイスです。

1937年スタイルの太いVシェイプネック。

このネックでしか出せないサウンドがあると思いますし、ヴィンテージマーチンの中でも特に人気の高い年代のネックシェイプです。

トップに打痕、バックに擦り傷などありますが、全体的には綺麗なコンディションです。

6弦の開放を弾くだけで、太く、深い鳴りは圧巻の一言！

ワイドネック&フォワードシフトのスキャロップXブレーシング期でしか出せない太く、奥行きのある深いサウンドは素晴らしいです。

ドレッドノートに求めたいサウンドの要素の全てが揃っており、ハイポジションを弾いた時の芯と艶があって伸びの良いトーンはマーチンの最高峰モデルとして相応しく、とても完成度の高いモデルだと思います。

新品時は音が固く感じた方もいたかも知れませんが、経年変化でストレスなく鳴ってくれる素晴らしいギターに育っています。

良いドレッドノートお探しの方は是非ご検討ください。

オススメの1本です！