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Martin 00-45 (1972)

1
¥4,620,000 (税抜¥4,200,000)
CONDITION: MINT
TOP: German Spruce
SIDE BACK: Indian Rosewood
FINGER BOARD: Ebony
BRIDGE: Ebony
NUT WIDTH: 47.9mm
BRACING: Non Scalloped X Bracing
PICKGUARD: Black
SCALE: 645mm
BINDING: White
TUNER: Original
CASE: Original Blue Case

1972年製の00-45!!!

コレクター放出品の素晴らしいサウンドとコンディションの個体です!

この個体に関して、故マイク・ロングワース氏からの手紙も付属しています!

日本では有名ミュージシャンが使用していることでよく知られているモデルです。

人気がある上に、生産本数が少ないので、大変入手困難なモデルとして知られています。

資料上、1972年製の00-45は1本のみ。

しかし、このモデルはネックブロックにS 00-45と記載されており、スペシャルオーダー品と思われます。

過去にアメリカで別の個体の00-45の1972年製が売りに出ており、資料の1本はその個体で、今回の個体はスペシャルオーダー品として製作本数にカウントされていない可能性があります。

TOPはジャーマンスプルース。

杢目が細かくて整ったとても綺麗なスプルースです。

経年変化で綺麗なアメ色に焼けたルックスがとても美しいです。

よく見られるセンターシームのクラックもありません。

S/Bはインディアンローズウッド。

柾目のとても綺麗な材で、この時代のインディアンローズウッドは本当に良い材を使っていると思います。

バインディングの入った丸穴のスロテッドヘッド。

アバロン貝のC.F.MARTINのロゴがとても美しく輝いています。

ロゴもバインディングも塗装の経年変化でアメ色になっていて、このヘッドだけで雰囲気抜群です。

戦前のこのスタイルの45は四角い穴のスロテッドヘッド。

しかし、この年代は同じ45スタイルでも丸穴のスロテッドヘッドが採用されています。

チューナーは45スタイルらしい彫刻の入ったオリジナルで、動作良好です。

指板、ブリッジはエボニー。

指板に使われているエボニーも素晴らしい質感で、ポジションマークはアバロンのヘキサゴンインレイ。

この当時のインレイはソリッドアバロン。

ソリッドアバロンの多くはラミネートと違い、上品な見た目なのですが、この個体に使われているソリッドアバロンはとても派手で美しい輝きです。

アバロンの入ったロゼッタにブラックピックガード。

ボディの全面にアバロントリムが入る45スタイルの装飾。

バインディングはホワイトの仕様です。

チューナー、ナット、フレット、エンドピンはオリジナル。

ピックガード、サドル、ブリッジ、ブリッジピンは交換されています。

塗装のウェザーチェックやとても小さな傷はありますが、ほとんど使用感の感じられないミントコンディションです。

オリジナルの00サイズ専用の小さなブルーケースが付いており、この00サイズのブルーケースだけでも大変貴重です。(一部破損と小物入れの蓋ありませんが、実用には問題ございません)

この45スタイルは正式には1904年から製作され、1942年まで作られました。

その後、マイク·ロングワースの手によって1968年にまた製作を再開します。

1904年のファーストイヤーに4本の45スタイルが製作され、その内の1本を見たことがありますが、その当時から45スタイルのサウンドは完成されており、この45モデルしか出せないサウンドは世界中のギター愛好家を魅了しています。

軽く爪弾くだけで、あの音源から聴こえる45スタイルらしい倍音溢れるリッチでゴージャスなトーン。

この00サイズというのがかなりポイントで、レスポンス早く、バランスの良いクリアなトーンです。

これがドレッドノートになると絶対にこのようなサウンドは出ませんので、正にこのモデルでしか出せないサウンドだと思います。

12Fジョイントのスモールボディなので、カポを付けた時のサウンドも格別で、どこまでも響く美しいトーンは弾き手、聴き手共に魅了することでしょう。

少しサドルが低めですが、ネックの状態、弦高などの演奏性はとても良好です。

ご希望でしたら納品前、もしくは納品後でも無償にてネックリセットとセットアップさせて頂きます。

お探しだった方は是非この機会にご検討ください!

今後いつ出会えるか分からない貴重なヴィンテージギターです!