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Martin 0-28 (1921)

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¥1,925,000 (税抜¥1,750,000)
CONDITION: EX
TOP: Adirondack Spruce
SIDE BACK: Brazilian Rosewood
FINGER BOARD: Ebony
BRIDGE: Ebony
NUT WIDTH: 51.8mm
BRACING: Scalloped Bracing
PICKGUARD:
SCALE: 630mm
BINDING: Ivoroid
TUNER: Non Original
CASE: Hard Case

オリジナルヘリンボーンの1921年製 0-28が入荷しました!

1870年頃から製作されているStyle-28ですが、この0-28はシリアルナンバーが入ってからの1898年から1937年までの間に1353本製作されています。

ちなみにこの1921年には88本作られていますが、全体的に製作年数が長くないこともあり、トータルの数は少なめで貴重なギターです。

TOPはアディロンダックスプルース。

センターはとても杢目の詰まっており、端側は少し杢目の広い材です。

こんなアディロンダックスプルースは今見かける機会は本当にないです。

S/Bはブラジリアンローズウッド。

こちらも素晴らしい杢目の材で、縦に黒いラインが入り、圧巻の杢目です。

ヘッドは四角い穴のスロテッドヘッド。

ヘッドプレートには柾目のブラジリアンローズウッドが使われています。

チューナーは交換されており、近い年代の物が付いています。

指板、ブリッジはエボニー。

ポジションマークはショートパターンのスクエア&ダイヤモンド。

当時手作業で切られたインレイは味わい深いルックスです。

ブリッジは交換されており、ピラミッド形からベリーブリッジになっています。

スタイル28のロゼッタにオリジナルのヘリンボーントリム。

ボディバックのセンターは継ぎ目のないジグザグで、ボディのバインディングはアイボロイドの仕様です。

チューナー、ナット、フレット、サドル、ブリッジ、ブリッジピンは交換されています。

エンドピンのみオリジナルが付いています。

塗装はネックとボディサイドはオリジナル。

ボディトップは薄くオーバースプレーされており、ボディバックはリフィニッシュされています。

フレットはTフレットに交換されており、現在はエクストラライトゲージを張っています。

この頃のギターは本来ならナイロン弦の仕様なのですが、その分鳴るように出来ているので、弾いた感触は素晴らしいものがあります。

軽く弦を弾いただけで、大きな音量が出ますし、箱鳴り感も素晴らしいです。

ただでさえ軽やかに音が出るのに、さらに12Fジョイントならではの深いリバーブ感があり、弾いていてとても気持ちの良いギターです。

細い弦を張っていますが、スタイル28なので6弦の音はしっかりと出てくれますし、カポを付けて弾いた時の音の美しさもこの年代のギターでしか味わえない極上のトーンです。

少し手は入っている個体ですが、音は素晴らしいと思います。

是非店頭でお試しください!