CONDITION: | EX++ |
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TOP: | Adirondack Spruce |
SIDE BACK: | Honduras Mahogany |
FINGER BOARD: | Ebony |
BRIDGE: | Ebony |
NUT WIDTH: | 42.8mm |
BRACING: | Original Scalloped X Bracing |
PICKGUARD: | Original |
SCALE: | 632mm |
BINDING: | Tortoise |
TUNER: | Waverly |
CASE: | Chipboard Case |
戦前の1939年製、Martin 0-18が入荷しました!
ブリッジ周りにリペアがあるものの、オリジナルフィニッシュで素晴らしいトーンのギターです!
TOPはアディロンダックスプルース。
杢目が均一で、最近では見れないような素晴らしい材です。
経年変化で焼けたルックスは絶妙なカラーで、30年代らしいルックスです。
S/Bはホンジュラスマホガニー。
柾目の美しいマホガニーが使われています。
ヘッドにはブラジリアンローズウッドのプレート。
塗装のウェザーチェックの下には綺麗なオリジナルのマーチンロゴが見ることが出来ます。
このヘッドの雰囲気だけでも素晴らしいものがあります。
チューナーは交換されており、Waverlyが付いています。
指板、ブリッジはエボニー。
指板に使われているエボニーの質感も素晴らしいです。
ポジションマークはパールのドット。
ポジションが上がるにつれて、ドットが小さくなっていく仕様です。
ブリッジは交換されており、ブリッジ周り周辺に割れのリペアと塗装のタッチアップがあります。
スタイル18のロゼッタにベッコウ柄のオリジナルピックガード。
この39年頃は少し色の淡いピックガードのカラーで、それがまた良い雰囲気です。
ボディのバインディングもピックガードと同じようなカラーの鼈甲柄で、オリジナルならではの雰囲気を楽しめます。
ピックガードはオリジナル。
チューナー、ナット、フレット、サドル、ブリッジ、ブリッジピン、エンドピン、ブリッジプレートは交換されています。
ブリッジの両端とブリッジ付近のセンターシームにクラック修理があり、ネックヒールにストラップピンの穴を埋めた痕があります。
塗装はブリッジ周りにタッチアップありますが、他は全てオリジナルです。
42.8mmのナット幅にオリジナルのスキャロップXブレーシング。
これぞ1939年と言えるような密度の高いトーンで、レスポンスが良いのに音が軽くならず、とてもリッチなトーンが飛び出てきます。
0サイズとは思えない音の太さと音量で、ピックで弾いた時の音の存在感は抜群。
しかし、0サイズらしい音のバランスの良さはしっかりとあり、素晴らしいギターだと思います。
音はとてもクリアですし、このサイズながらトルクフルなサウンドは弾いていて最高に楽しいです。
この年代のギターの価格はアメリカでもとても高騰しており、今後ますます入手が難しくなると思います。
是非この機会にご検討ください!弾けば納得のサウンドです!!!