CONDITION: | EX+ |
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TOP: | Honduras Mahogany |
SIDE BACK: | Honduras Mahogany |
FINGER BOARD: | Brazilian Rosewood |
BRIDGE: | Brazilian Rosewood |
NUT WIDTH: | 43.0mm |
BRACING: | Non Scalloped X Bracing |
PICKGUARD: | ー |
SCALE: | 632mm |
BINDING: | – |
TUNER: | Kluson |
CASE: | Chipboard Case |
1952年製の0-15!
最近見る機会が少なくなってきたオールマホガニーのスモールサイズです!
少し年式は違いますが、同スペックのギターをRed Hot Chili Peppersのギタリスト、John Fruscianteが愛用していることで知られています。
ボディはオールマホガニー。
柾目の綺麗な材で、ダークカラーのルックスが何とも渋いです!
現行のオールマホガニーのギターよりもっと色が濃く、素晴らしい雰囲気です。
ヘッドにはブラジリアンローズウッドの突板。
デカールのマーチンロゴは綺麗に残っています。
チューナーは交換されており、Klusonが付いています。
指板、ブリッジはブラジリアンローズウッド。
ポジションマークはアイボロイドのスモールドット。
パールを使ったモデルと違い、これはこれでとても良いルックスだと思います。
ブリッジはオリジナルで、サドルはロングサドルの仕様です。
ワンリングのシンプルなロゼッタにオリジナルの鼈甲柄ピックガード。
マホガニーボディにピックガードを貼るとスプルースの上に貼るより色が濃く見え、30年代のピックガードのような雰囲気があります。
ボディのバインディングはなく、塗装はオリジナルで艶消し仕上げです。
ナット、フレット、ピックガード、ブリッジはオリジナル。
チューナー、サドル、ブリッジピン、エンドピンは交換されています。
ナット、フレットの消耗があり、フレットの端が浮いている箇所があります。
また、各弦が乗るサドル上面を削って弦高調整されています。
ボディ左サイドに1箇所、右サイドに2箇所クラックの修理があり、ボディサイドとネックヒールキャップにストラッピンの穴を埋めたあとがあります。
ヒールキャップ部分に穴を開けた時にクラックが入ったようで、ヒールキャップとネックヒールの僅かな部分にクラック修理があります。
ピンの穴を埋めた部分にタッチアップありますが、基本的に塗装は全てオリジナルです。
現状演奏に問題ありませんが、そのうち調整や修理が必要になるかと思います。
毎日ガンガン弾くならメンテナンスが必要かも知れませんが、コレクションの1本としてたまに出して弾く程度でしたら問題ないかと思います。
通常はどのギターも修理、調整してから販売致しますが、委託主の意向により現状のコンディションで保証なしで販売させて頂きます。
現在の弦高は3.0-2.0mmです。
0サイズながら密度のあるサウンドで、マホガニーらしい暖かいトーンです。
単音を弾いた時にしっかりと芯があり、このサイズとは思えないほど音に説得力があります。
ほっこりと鳴るボディはマホガニーらしく、スプルーストップとはまた異なるサウンドです。
音のバランスもとても良いですし、小さなギターとしての魅力がたっぷりだと思います。
現状のコンディションということで、少しお安くなっていますが、50年代前半のマーチンをこの値段で買える良いチャンスかも知れません。
是非ご検討ください。