Larrivee C-10 30th Anniversary (1997)

出ました！

Larriveeが30周年を記念して100本製作したC-10 30th Anniversary！

S/Bはブラジリアンローズウッドで、このモデルだけに特別にデザインされた美しいインレイが入ったゴージャスなモデルです！

TOPはシトカスプルース。

横方向に細かな杢がびっしりと入っている素晴らしいスプルースです。

縦の杢目もとても細かくて、密度が高く、久々にこんなに綺麗なシトカスプルースを見ました。

S/Bはブラジリアンローズウッド。

こちらは赤茶色のとても綺麗な色のブラジリアンローズウッドです。

サイドとバックのどちらも杢目が良く、Larriveeが使うブラジリアンローズウッドとしてはかなり良い材の個体だと思います。

頂点の丸いヘッドには同じブラジリアンローズウッドの突板。

ヘッドの外周にはシルバーを使ったラインのインレイが入っています。

そして中央には女性が鏡を覗いている美しいインレイ。

女性の表情も素敵で、素晴らしいエングレービングです。

アバロンやパールを使った鏡や髪の毛、着ているドレスもとても美しく、今まで見てきたギターのインレイの中で最も美しいインレイの1つだと思います。

女性の下にはブーケがインレイされており、1967 1997と30周年を示す年数がエングレービングされています。

チューナーはオリジナルで、Larriveeの刻印入りです。

指板、ブリッジはエボニー。

各ポジションにマークはありませんが、7Fから16FまでVase&Vineのインレイが入っています。

そしてブリッジの両端にもインレイが入っている仕様です。

サウンドホール周りには少し太めのアバロンが入った美しいロゼッタ。

ピックガードはオリジナルで透明のものが貼ってあります。

さらにはボディトップの外周と指板エンドにアバロントリムが入る豪華な仕様。

ネックのバインディングはアイボロイド、ボディのバインディングはブラジリアンローズウッドの仕様です。

ペグブッシュ部分にほんの僅かな塗装浮き、ボディにとても小さな打痕ありますが、手にとって顔を近づけないと分からないようなものです。

年式を考えればほとんど使用した形跡のないミントコンディションです。

この個体は音も素晴らしく、ブラジリアンローウウッドらしいクリアなサウンド！

ラリビーらしい華やか且つ繊細なキラキラとした倍音もあり、正にこのルックスに相応しいゴージャスなサウンドが出てきます。

音のバランスも素晴らしいですし、ちょっと音に文句の付けようがないくらい完成度の高いギターです。

ここまで音の良いラリビーは他に見たことがありません。

是非この機会にご検討ください！

これぞ一生物に相応しいギターです！