![1 1](https://trippersguitars.com/wp-content/uploads/2024/12/1-13-scaled.jpeg)
CONDITION: | EX+ |
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TOP: | Adirondack Spruce |
SIDE BACK: | Honduras Mahogany |
FINGER BOARD: | Brazilian Rosewood |
BRIDGE: | Brazilian Rosewood |
NUT WIDTH: | 43.3mm |
BRACING: | Original Non Scalloped X Bracing |
PICKGUARD: | Original |
SCALE: | 632mm |
BINDING: | White |
TUNER: | Original Kluson |
CASE: | Original Chipboard Case |
1941年製のJ-35が入荷しました!
1936年から1942年の間に製作されたモデルで、1936年当時に販売していたJumbo($60)の売れ行きがあまり良くなかったことから低価格($35)で導入されたモデルです。(しかし、1941年のJ-35のプライスは$47.25まで上がっています)
J-35の35はそのままプライスから名付けられています。
製作された7年間の中で、ブレーシングにいくつかパターンがあり、僅かな年式の違いで出てくるサウンドキャラクターが少し異なることでも知られています。
TOPはアディロンダックスプルース。
今まで弾かれてきた傷や経年変化での色焼けがあり、とても風格のあるルックスです。
S/Bはホンジュラスマホガニー。
マーチンとは違う明るいカラーで、マホガニーの杢目や質感がより分かりやすいです。
表が黒いテーパードヘッドにシルクスクリーンのスクリプトロゴ。
チューナーはオリジナルのクルーソン。
通常はプレートにアウトラインが入らないタイプの物が多いのですが、こちらはアウトラインが入っており、J-35のオリジナルチューナーとしては数の少ない珍しい仕様です。
指板、ブリッジはブラジリアンローズウッド。
どちらも綺麗な杢目と色で、ポジションマークはパールのドット。
ブリッジはレクタンギュラーで、オリジナルで塗装が乗っています。
ワンリングのロゼッタにファイアーストライプ柄のオリジナルピックガード。
ボディのバインディングはホワイトの仕様です。
チューナー、ナット、ピックガード、ブリッジ、ブリッジピン、エンドピンはオリジナル。
フレットとサドルは交換されています。
ピックガード左側に1箇所、トップ右下に5箇所のクラック修理があります。
塗装は全てオリジナルで、弾き傷こそありますが、年式を考えれば良いコンディションです。
サドルの残りが少なく、少し弦高が高めですが、テンションが柔らかいので、現状で弾き辛さはあまり感じません。
出てくるサウンドは超一級品で、太く、パワフルなサウンド!
カラッと枯れたサウンドながらも綺麗な倍音感で、1941年製のJ-35らしいサウンドです。
音の分離がとても綺麗で、アルペジオを弾いた時の音の重なり方は見事ですし、ストロークした時の30年代のGibsonに通ずる迫力あるボディ鳴りは圧巻です。
これぞGibsonのフラットトップと言えるようなサウンドで、是非一度体感して頂きたいギターです。
是非店頭でお試しください!素晴らしいサウンドの1本です!