
CONDITION: | EX+ |
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TOP: | Spruce |
SIDE BACK: | Mahogany |
FINGER BOARD: | Brazilian Rosewood |
BRIDGE: | Brazilian Rosewood |
NUT WIDTH: | 43.1mm |
BRACING: | Original Ladder Bracing |
PICKGUARD: | Original |
SCALE: | 626mm |
BINDING: | White |
TUNER: | Original |
CASE: | Original Brown Case |
1956年製のGibson J-160Eが入荷しました!
弾き込まれたルックスですが、全体的にコンディションの良い1本です!
1954年に発表され、1979年まで製作されたピックアップ付きのモデルです。
50年代の1954年から1959年まではトータル1972本製作されており、この1956年には377本製作されています。
元々このモデルの名前はLes Paul Flat Topとして企画して作られましたが、レスポール本人がフィードバックが多いなどを理由に気に入らず、当初予定していたこの名前は付けられなかったようです。
そこでGibsonはフィードバックを改善するために1955年に単板トップから合板に変更しましたが、それでも本人の了承が得られなかったというストーリーがあります。
その後ビートルズが使用したことにより、現在でも根強い人気のある機種になっています。
TOPはスプルース。
こちらは1956年製なので合板のスプルース。
この年らしい黒い部分がはっきりしているカッコいいルックスのサンバーストカラーです。
S/Bはマホガニー。
こちらはサイドは合板で、バックは単板になっています。
黒いヘッドにはGibsonロゴとクラウンインレイ。
チューナーはオリジナルのクルーソンが付いています。
指板、ブリッジはブラジリアンローズウッド。
ポジションマークはパーロイドのTrapezoidインレイ。
ブリッジはアジャスタブル仕様で、両端に大きなネジがあり、これでサドルの高さを調整できるようになっています。
指板の下にはカバーのないP-90のピックアップ。
ボリュームコントロールとトーンコントロールが付いており、演奏中に可能です。
ワンリングのロゼッタにオリジナルの赤い鼈甲柄のスモールピックガード。
ボディのバインディングはホワイトの仕様です。
チューナー、ピックアップ、ピックガード、サドル、ブリッジ、ブリッジピン、エンドピンはオリジナル。
ナット、フレットは交換されています。
ピックガードがほんの僅かに反りがありますが、現状全く問題ないレベルです。
弾き傷などはありますが、オリジナルフィニッシュ、ノークラックの1 本です。
ケースはオリジナルのブラウンケースが付属します。
現在、弦はニッケル弦を張っています。
50年代のGibsonらしいカラッとしたサウンド!
他の機種より音量は小さいですが、家で弾くには十分な音の大きさです。
ニッケル弦なので、通常のアコギ弦よりも細く、演奏し易くなるのもメリットです。
アンプに繋がないのであれば、通常のアコギ弦を張って頂いてもOKです。
真空管アンプに繋ぐと、暖かいアコースティックなサウンドで、それはそれでとても気持ち良く、良いサウンドだと思います。
是非この機会に店頭でお試しください!
ビートルズギアとしてはもちろん、使い方次第では大きな武器になるギターだと思います。