CONDITION: | NM |
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TOP: | German Spruce |
SIDE BACK: | Brazilian Rosewood |
FINGER BOARD: | Ebony |
BRIDGE: | Ebony |
NUT WIDTH: | 44.1mm |
BRACING: | Laminate Scallop X Bracing |
PICKGUARD: | ー |
SCALE: | 645mm |
BINDING: | Ivoroid |
TUNER: | Original Waverly |
CASE: | Original Hard Case |
ドイツのルシアー、Rudolph BlazerとWilhelm Henkesの2人が製作するBlazer & Henkesが入荷しました!
2人はマーチンやギブソンなどのヴィンテージ研究家として有名で、アコースティックギター黄金期のルックスと音を再現する数少ないこだわりの詰まったルシアーギターです。
この1本はラーソンブラザーズスタイルのとても豪華な仕様の1本です。
TOPはジャーマンスプルース。
とても細かな杢目で、なかなか見ることの出来ない最高グレードの材です。
横方向に細かな杢がビッシリと出ており、ジャーマンスプルースらしい独特な色合いは雰囲気抜群です。
S/Bはブラジリアンローズウッド。
こちらも綺麗な杢目で、当時のオリジナルに使われていたような杢目に近い物です。
バインディングの入ったヘッドにはマザー·オブ·パールのインレイ。
このバインディングの細さはオリジナルと同様で、雰囲気の良い仕上がりです。
チューナーはオリジナルのウェーバリーが付いています。
指板、ブリッジはエボニー。
ポジションマークはマザー·オブ·パールでインレイされ、さらにエングレービングされています。
とても細かな模様や表情を見ることが出来、現代のレーザーで作られたインレイなどと違って手作りの雰囲気を味わえます。
ブリッジは頂点が平らなピラミッドブリッジで、両端にインレイが装飾されています。
サウンドホールの周りには2種類の貝とウッドを組み合わせた太く豪華なロゼッタ。
様々な模様が組み合わさっており、MartinやGibsonなどにはないルックスです。
ピックガードはなく、ボディの外周にはアイボロイドのバインディング。そしてロープ模様のパーフリングと太いアバロンのトリムが装飾されています。
オリジナルのラーソンブラザーズと同じようにブレーシングはラミネートの構造になっています。
僅かな擦り傷はありますが、使用感のあまりないとても綺麗なコンディションです。
各弦が太く、音がクリアで、大きいボディからは圧巻のサウンドが飛び出します。
ブラジリアンとこのスタイルの組み合わせらしい倍音の多い煌びやかなサウンドで、見た目ほど癖はなく、ワイドレンジな音の印象です。
ボディは大きいですが、軽やかなレスポンスを持っており、様々なスタイルで使えるギターだと思います。
こんな仕様のギターは今後どんどん入手困難になっていくと思います。
是非この機会に触ってみてください。