Martin D-28 (1958)

コンディション&サウンドの良い1958年製のD-28入荷です！

1950年代のD-28らしい芯のあるパワフルなサウンドが特長です。

TOPはスプルース。

よく見るとうっすら玉杢のような模様が出ています。

経年変化で適度に焼けたルックスもヴィンテージギターらしい風格が出ています。

S/Bはブラジリアンローズウッド。

これぞブラジリアンローズウッドと言えるような黒いラインが走る柾目の材で、スパイダーウェブの杢が出ている極上の材です。

少し角の丸いヘッドにはブラジリアンローズウッドのヘッドプレート。

ヘッド裏にはMade In USAの文字が刻印されており、当時の国外への輸出用の個体だったことが分かります。

チューナーはオリジナルのパテント入りグローバーです。

指板、ブリッジはエボニー。

バインディングのない指板にはパールのドットポジションマーク。

サドルはロングサドルの仕様になっています。

スタイル28のロゼッタに少し暗く赤みのある鼈甲柄のオリジナルピックガード。

この時のピックガードの形は少し特長的で、ピックガードの下部が少し平気味になっています。

ボディトップには白と黒のパーフリング。

ボディバックのセンターはチェッカーフラッグ模様の寄木細工。

バインディングはアイボロイドの仕様です。

チューナー、ナット、ピックガード、ブリッジ、エンドピンはオリジナル。

フレット、サドル、ブリッジピンは交換されています。

トップのピックガード左横にマーチンクラック、ボディサイド右側に2箇所のヘアラインクラック、同じ右サイドのボディエンドに1箇所割れの修理がありますが、どれも目立つような物ではありません。

弾き傷や傷などはありますが、塗装に艶があり、全体的にとても綺麗なコンディションだと思います。

ブラジリアンローズウッドS/Bらしいクリアで抜けの良い素晴らしいサウンドです！

山奥のどこまでも澄んだ綺麗な川の水のように、濁りのない冷たくキレのあるスパーンと抜けていくブラジリアンサウンドは正に極上の一言。

それにドレッドノートならではの箱鳴りとリバーブ感が加わり、素晴らしいサウンドのギターだと思います。

指で弾いた時の音も繊細さがあり、とても美しいサウンドです。

サウンド&コンディション共にオススメのD-28です！

是非、この機会にご検討ください！