CONDITION: | EX+ |
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TOP: | Adirondack Spruce |
SIDE BACK: | Quilted Mahogany |
FINGER BOARD: | Ebony |
BRIDGE: | Ebony |
NUT WIDTH: | 44.7mm |
BRACING: | Scalloped X Bracing |
PICKGUARD: | Original |
SCALE: | 645mm |
BINDING: | Rosewood |
TUNER: | Original Waverly |
CASE: | Original Hard Case |
2012年製のメリルのOM-18が入荷しました!
1930年初期のOMモデルを再現した素晴らしいギターです。
TOPはアディロンダックスプルース。
杢目の整ったとてもきめ細かな素晴らしいスプルースです。
戦前のサウンドを再現するには欠かせない材で、トルクフルなサウンドが特徴の材です。
経年変化でとても雰囲気の良い色に仕上がっており、とてもオーラのあるギターです。
S/Bはキルテッドマホガニー。
美しいキルト模様の入ったマホガニーで、1つ1つの杢が立体的で浮き上がるように見えます。
マーチンスタイルのヘッドにはブラジリアンローズウッドのヘッドプレート。
シンプルなMerrillのパールロゴですが、使われているパールが美しく、とても綺麗です。
チューナーはオリジナルのウェーバリーです。
指板、ブリッジはエボニー。
使われているエボニーは黒く、とても密度の高い素晴らしい材が使われています。
ポジションマークはパールのドット。
ポジションが上がるにつれて小さくなるドットポジションマークで、5,7,9Fにインレイされています。
ブリッジはロングサドルの仕様です。
サウンドホール周りには白と黒を組み合わせたスタイル18のロゼッタ。
ピックガードはオリジナルのトートイス。
少し薄い赤いカラーで、トップの色と相まって素晴らしいルックスです。
ボディのバインディングはブラジリアンローズウッドの仕様。
1932年頃まで18スタイルはブラジリアンローズウッドバインディングの仕様でした。
その細かなオリジナルの仕様をしっかりと再現しています。
ヘッドやブリッジの形状など、細かなところを見ても素晴らしい完成度で、ケースを開けてギターを見た時は本家と見間違う程の完成度です。
今までしっかりと弾かれてきた個体のようで、全体的に弾き傷や打痕などありますが、ネックを含め、楽器としてのコンディションはとても良好です。
ネックはVシェイプで、ナット幅44.7mm。
オリジナルのOMよりは僅かに厚みがあるネックですが、1930年代後半のような太いネックではありませんので、とても握りやすいと思います。
オリジナルのOMや本家のAuthenticモデルはエボニーロッドですが、こちらはアジャスタブルロッドの仕様。
簡単にネックの調整が出来ますので、そこは安心だと思います。
メリルらしいふわっと優しく広がる艶のあるサウンド!
各弦、各ポジションの音が明確で立体感があり、単音で弾いた時の音の粒立ち感が見事です。
ボディの鳴りもとても気持ち良く、スムーズに音が前に出て行くこの感触はプレイヤーにとって最高だと思います。
巻弦は引き締まってストレートなサウンド、プレーン弦はマホガニーらしい柔らかさとレスポンスの良さを体感出来ます。
本家のAuthenticモデルが少し大人しく感じた方などにはとてもおすすめの1本です。
マイクで撮った時の音のバランスも見事だと思います!
是非、店頭でお試しください!