CONDITION: | EXF |
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TOP: | Spruce |
SIDE BACK: | Honduras Mahogany |
FINGER BOARD: | Brazilian Rosewood |
BRIDGE: | Brazilian Rosewood |
NUT WIDTH: | 45.2mm |
BRACING: | Scalloped X Bracing |
PICKGUARD: | Original |
SCALE: | 632mm |
BINDING: | White |
TUNER: | Original |
CASE: | Original Chip Board Case |
素晴らしいコンディションとサウンドの1946年製LG-2が入荷しました!
この個体はレアな仕様で、ネックがレイズドネックジョイント仕様で、トップにアーチが付いており、さらにボディが通常より薄い仕様になっています!
30年代初期のL-00でレイズドネックジョイント仕様の個体は見たことありますが、この年代のLG-2でこの仕様はかなりレアだと思います。
TOPはスプルース。
整った杢目の綺麗なスプルース。
TOPのサンバーストカラーは少し淡いカラーで、雰囲気抜群です。
S/Bはホンジュラスマホガニー。
バックはワンピースのマホガニーで、当時はまだ材が豊富にあったことが分かります。
黒いヘッドは先に向かって薄くなっていくテーパードヘッド。
そしてこの46年の特長として有名な金色のスクリプトロゴ。
このロゴは1942-45年に使われたバナーロゴの後の仕様で、ほぼこの46年にしか使われなかったロゴです。
チューナーはオリジナルが付いています。
指板、ブリッジはブラジリアンローズウッド。
どちらも特長的な杢目の材が使われており、ブラジリアンらしい外観をしています。
ポジションマークはパールのドット。
サドルはロングサドルの仕様です。
ワンリングのシンプルなロゼッタにオリジナルの鼈甲柄のピックガード。
ボディのバインディングは元々はホワイトですが、経年変化でアメ色に焼けており、ヴィンテージギターらしいルックスになっています。
チューナー、ナット、フレット(一部)はオリジナル。
ローポジションのフレット、サドル、ブリッジピン、エンドピンは交換されています。
当店入荷後にネックリセット、ローポジションのフレット交換、サドル交換をしてセットアップしています。
塗装のウェザーチェックと多少の傷はありますが、木部のクラックはない素晴らしいコンディションです。
塗装の光沢もしっかり出ており、1946年製とは思えない綺麗なギターです。
ナット幅は45.2mm。
少し幅広のネックですが、バナー時期よりは僅かに薄いネック。
そして、ローポジションからハイポジションまで厚みが同じなので、とても弾きやすいと思います。
極上のヴィンテージギターに共通するストレスのないふわっとした素晴らしい出音で、Gibsonのスモールボディとして最高のサウンドだと思います。
音が太いのに軽やかな出音、そして爆発的なボディの鳴り、そして艶のあるパワフルなサウンド。
そしてこの枯れたサウンドはやはりヴィンテージのギブソンならではだと思います。
今まで多くのLG-2見てきましたが、ベストサウンドの1本だと思います。
是非この機会にご検討ください!
素晴らしいヴィンテージギターです!