CONDITION: | EX+++ |
---|---|
TOP: | German Spruce |
SIDE BACK: | Brazilian Rosewood |
FINGER BOARD: | Ebony |
BRIDGE: | Ebony |
NUT WIDTH: | 45.2mm |
BRACING: | Scalloped X Bracing |
PICKGUARD: | Clear |
SCALE: | 645mm |
BINDING: | Brazilian Rosewood |
TUNER: | Schaller |
CASE: | Original Hard Case |
南アフリカのルシアー、マーク·メインガードのギターが入荷しました!
元々、サンタクルーズでギター製作を勉強した実力派のルシアーです。
しばらく日本には新品が入荷していませんので、数少ない中古品が流通するのみのレアなギターです。
今回はTOPにアバロントリムの入った豪華なモデルです!
TOPはジャーマンスプルース。
とても杢目の間隔が細かく、最高グレードの材が使われています。
2003年製なので、程よく焼けたルックスになっています。
S/Bはブラジリアンローズウッド。
強烈なエキゾチックな杢目の材で、よく見るとうっすらとフィギュアドの杢が入る素晴らしい材です。
こういうブラジリアンローズウッドの杢目も見てみると、とても魅力を感じられると思います。
細長いヘッドにはブラジリアンローズウッドのヘッドプレート。
上部中央には空洞があり、その左下にMのロゴがインレイされています。
チューナーはオリジナルのシャーラーです。
指板、ブリッジはエボニー。
使われているエボニーも真っ黒で、ポジションマークはないシンプルな仕様。
ブリッジはオリジナルシェイプで、こちらも真っ黒なエボニーが使われています。
サウンドホールの周りにはアバロン貝が贅沢に使われた太いロゼッタ。
グリーンに染めたウッドのパーフリングも組み合わせており、とても綺麗で上品な仕上がりです。
ボディトップの外周にはロゼッタと同じアバロンとグリーンのパーフリングが入っています。
あまり他のギターでは見たことないグリーンカラーですが、これが程よい主張で、個人的にはかなり好印象です。(赤や青のパーフリングはたまに見かけますね)
同じくバックのセンターストリップやネックヒールキャップのデザインも素敵です。
トップやバックに少し打痕や擦り傷ありますが、光を当てないと分からない物が多いので、全く気にならないかと思います。
全体的にはかなり綺麗なコンディションです。
サンタクルーズ出身のルシアーらしいボディデザインで、演奏性の良いカッタウェイボディです。
とてもレンジの広い、ふわっと軽やかな出足のトーンで、とても美しいサウンド。
出音は軽やかなのに、音に密度がしっかりあって、この手のスタイルのトーンとしては極上だと思います。
どちらかと言えばフィンガー寄りの音の繊細さありますが、全然ピックでも弾けるオールマイティなギターです。
ジャーマンスプルース&ブラジリアンローズウッドの倍音豊かでクリアなトーンが100%そのまま音に生きていると思います。
本家のFSスタイルをもっと洗練させて、音のレンジを広くしたようなギターです。
仕様を考えればこのお値段は大変お買い得だと思いますし、これだけの音のギターをこの価格で探すのは今ではかなり困難だと思います。
是非店頭でお試しください。
ルックス、サウンド共にオススメのルシアーギターです!